気持ちいいけど恥ずかしい催眠の罠
5月のGW、親戚が集まって、今年はなぜか従姉が、催眠術ショーは30分でいいというし、ツンツンもさせないというので、これはまあ、30分ぐらいならかかってあげてもいいかと思っていました。
確かに、かけられたのは1時間でした。
しかし、もう親戚の前でとても恥ずかしい醜態をさらしてしまったのです。
どんな暗示をかけられたかというと、
「あなたは、有名なストリッパーです。脱いだりしなくても十分魅力を発揮できる、プロ中のプロです。さあ、みんなの前であなたのセクシーさを思う存分アピールしまくってください。そうすることがあなた仕事であり幸せで、アピールすればするほど、あなたは何ともいえない快感を覚え、もうずっとそうしていたいという気持ちになっていきますよ。 さあ、ショーのはじまりよ。」
パチン!!!〔フィンガースナップ〕
これでストリッパーのようになってしまうのは、人格変換になるし、普段の私なら絶対にやらないこと。
親戚のいる前でなんかもってのほか、部屋で1人でいるときですら、そんなストリッパーの真似をして、あっはーん、うっふーんなんてやりません。
それをやってしまうというのは、それなりの深い催眠状態に入れられているということなのですが、椅子に座った状態で、腕はだら~んとして力が入らず、頭もうなだれたまま。
まぶたは閉じていて、開けられないというより、もうすでにボーっとした感じで、目を開けようという気力すらなくなっているような状態です。
そこに、さきほどの暗示。
言われている内容とかも、すべてわかっています。
あ~、なんかみんなの前で、魅力的に振る舞わなくちゃいけないんだ。でもやってると、とても気分よくなれるみたい。・・・
というような感じで、認識はしてるのですが、これが異常なことという判断ができなくなっていて、ただ単に、何も考えられずに素直に言葉をそのまま聞いている状態です。
言われていることは当たり前!と思っちゃっていて、暗示されていることに対して、「それは違うよ」、「そんなはずかしいこと、できるわけないじゃない」といったような批判をすることができなくなっています。
よく催眠術使う人からすると、変性意識状態というそうですが、まさに意識はあるけど、批判・判断能力がなくなっている変性状態なのかもしれません。意識あるからやってることはすべてわかっています。
パチン!!!とフィンガスナップされると、力が入るようになり、椅子からも立つことができるようになり、目も開けることができるようになりました。ただ、目が自分でもわかるくらいとろ~んとした感じで、体全体がなんとなくだるいというか重い感じでした。
↑↑↑ 普段はとてもやさしいけど、催眠術かけるときは容赦ない従姉
でも自然と、肩を少し上げてうっふんというようなポーズをとったり、床に横になって、足を拡げて髪をかきあげてみせたり。
なぜかやっているとすごく快感になってきて、すごく気分が良くなってきました。
スカートじゃなくてズボンを履いていて、脱ぐことや直接的にHなことはしないといった暗示はされているものの、親父たちや小学生も含めた子供たちの前で、ストリッパーもどきのことをしろって、ひどい暗示です。
でも、かかっているときは、自分を解放できて、しかもみんなの注目をあびていて、すっごく気分が良かったです。
なんかもう、気分はヘブンといった感じでしたが、大変なのは解かれた瞬間です。
みんなの前で解かれた瞬間、目から火がでるほどはずかしかったです。
意識あるから、催眠中に自分がやってきたこと、ほぼほぼ覚えてるし、催眠中はすごく気分よくて気持ちよくて、気分はヘブンだったのに、解かれた瞬間、こみあげてくるはずかしさ。
「ちょっ、ちょっとヤダー もうサイテーーー」といって、従姉の脇にいって、顔をうずめて、しばらく動くことができませんでした。
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