女子小学生の策略に素直に完敗


さて、前回の続きで、従姉の娘である女子小学生の催眠術に挑戦することになった私。

相手は、小学6年生だし、以前催眠術をかけられているとはいえ、体に触れないで、しかも観念運動(目が疲れてくるから瞼がさがってくる)だろうという理屈もわかっているし、かかってたまるものですか!という気持ちで、挑戦開始。


まずは、椅子に腰かけさせられ、従姉の娘が私の前に立つ。


「じゃあ、はじめるね。」


それと同時に、右手の人差し指と中指でVの字をつくり、やはり私の目線よりも結構高いところにそれを出して


「さあ、これをみつめて~」


いよいよ、おいでなすったわねっ!

ふふふ、原理、わかってるのよ。

悪いけど、今回ばかりはかからないわよ!


そう思いつつ、言われるとおり、上目づかいで視線より高いところにある従姉の娘の指のVの字の先をみつめる。




これが結構、意外と疲れる

しかも指先の向うに電気があり、まぶしさも手伝って・・・


ふふ~ん、電気の光、さてはそれを計算してここに椅子だったのね。

でも大丈夫、ちゃんとこうやって冷静に分析できてるわ。。。


しかし、人間の体って正直です。しだいにやっぱり頭ではわかっていても、目が疲れてきてとろ~んとした感じになってきました。


爪をあてて太ももを刺激し、必死に耐える私。。。


ゆっくりとVの字にした指を下におろしてくる従姉の娘。

それと同時に私の瞼も少しさがりはじめる。


いけない、これにのっちゃダメ!

さらに太ももに爪をたてて、耐える私。


3分ぐらいたったのかな・・・


やがて、従姉の娘が

「あれ、もう3分経っちゃった。私の負けみたい。」

と言いました。


やった~! 勝った!!

今まで、踏ん張って我慢してきたかいがあった。

ついに、この小学6年生に勝った! ← (何も小学生相手に張り合わなくても^^;)

得意げな気持ちになった瞬間、見つめていた従姉の娘のVの字がスーっと下のほうに降りていき、それと同時に私の瞼もスーっと閉じて、ピターっとくっついてしまう。


それと同時に、

「さあ、ほらスーッと入っていくよ。そう 体の力がどんどん抜けていく。そうどんどん どんどん」

追い打ちをかけるように娘の暗示が追い込みにかかる。


私は、スーッというような感じで、体に力が入らなくなり、前屈して腕がだら~んと降りた状態になり、そのまま体に力を入れることができない。


でも、これって3分すぎてるよね! だから私の勝ちでしょ?

と思った次の瞬間

従姉が、「はい! 終了、今ちょうど3分ね」


えええ、ってことは。。。 私の負け?


あとで従姉の娘に聞いたら、実は最初の20秒ぐらいで、目が疲れてとろ~んとした感じになったときに、すでに催眠術にかかっていて、そこでもう勝負があったみたいなんです。


いつでも、指のVの字をおろせば、すぐにだら~んとした脱力状態にもっていけたみたいなんですが、とろ~んとして眠そうだけども、必須に耐えて頑張ってる私の表情を余裕で楽しんでいたみたいです。


最後は、わざと時間がきたと思わせ安心させ、不意をつく瞬間催眠との合わせ技でとどめをみたいな感じだそうです。


これも普通にかけたんじゃ面白くないから、少しだましトリックみたいな感じにしたみたいです。


もう目がとろんとした時にやっぱりかかってたのね。

それにしても、2分半も、とろんとした目で必須にかかるまいと抵抗していた私って。。。


やっぱり従姉の娘、Sだわw

小学6年生でこれじゃ。。。 

15分ほど催眠状態にされて解かれるときも、

「とっても気持ちよくて、素直な気分で目が覚める」

「素直な気分でいると、とっても気持ちがいい」

というような素直な気分になる暗示をして解くところあたり、さすが従姉直伝のワザ師。

 

3分経ったとだまされ、しかもすぐに入れればいいのに2分半も既に催眠はいりかけてる私の顔の表情をみて楽しんでいたなんて。。。

でも、それでも、あまり頭にこないし、この娘の催眠術すごいと心から思って

「私の負け、完璧にかかっちゃったね。またかけてね。」と言っていました。


素直な気持ちになっているのもそうかもしれませんが、かかってるときスーッとした感じで、ずっと気持ちよかったので、それによるところが大きいのかもしれませんね。



















































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